わたしたちのおもい
私たちが目指すもの
障がいを乗り越え、生きがいを感じながら人生を歩んでいけたなら―、
それは発達障がいを持つ子供たちにとっても、またその家族にとっても幸せなことです。いずれ老後を迎える保護者にあっては、それは最大の願いであり、希望でもあります。私たちは、その理想に少しでも近づいていけるよう、それぞれの専門分野の立場から子供たちに接し、将来に向けた意義ある一歩のために、精一杯のサポートを行ってまいります。
「めばえ」から
「できる」へ
発達障がい児の成長は、一歩一歩ゆるやかなうえ、時には遠回りもします。
できることは一つでも多く、嫌いなことは一つでも少なく、楽しいことは一つでも多くあったほうがいい―。
脳が柔軟な未就学児の時期に、私たちはたくさんの体験を通じて多くの刺激を与えながら、一人ひとりの成長と向き合っていきます。
そしてふとした瞬間に「めばえ」を見つけたら、より大きく育て、伸ばしていきたい。
私たちは懸命に伸びようとする子供たちの力を信じて、時に寄り添い、そしてとことん付き合いながら、その子の「できる」を増やしていきます。
「できる」から
「とくい」へ
「めばえ」から「できる」ことを磨き、さらに突き詰めていくと、それは「とくい」となります。「とくい」なものは人から褒められ、その子の自信につながり、さらには生きがいへと花開いていきます。何気ない絵からアーティスティックな絵へ、小さな造形からアート作品へ、「とくい」がいつしか生きがいとなる―。
発達障がい児の素直な精神が、ここで豊かに育っています。
他事業所と幼稚園・
保育園との違い
あどおんの代表は、発達障がい児の親であり、長い経験と苦労を経て、発達児童指導員などの立場となって当施設を開所。発達障がい児を持つ親だからこそ、障がい児の目線に立った療育に尽力しております。
当所は1日4時間という長い療育時間を確保しており、また子供たちの可能性を引き出す療育メソッドを徹底的なフローで提供し、短い期間でも確実に進歩させてきた指導実績が最大の強みです。
親御さんとして何よりも大事なことは、我が子の障がいに目を背けず、誰よりも受け入れながら、その成長の可能性を信じてあげること。そして飛躍的に伸びる幼少期に、しっかりと時間をかけて訓練できる場を提供しております。
あどおんは障がいに特化した指導員による学びと訓練を受けることがでる施設です。私たちは保護者の皆様と共にお子様の成長を見守り、将来の「できること」につながる一歩を、熱い思いを持って、支援してまいります。
児童発達支援とは
児童発達支援とは、通所型の障がい児支援施設のひとつです。
あどおんでは、2歳から6歳までの障がいや発達に特性を持つ未就学児が対象となっており、機能訓練や日常生活を送るために必要な自立支援を行っています。
児童発達支援は療育手帳がないと利用できないと思われる方が多いですが、通所施設を利用するための「受給者証」の発行を受ければ、療育手帳なしでも支援を受けることができます。
多くの児童発達支援は1~2時間程度の短時間療育を行っていますが、あどおんでは小学校就学に向けてしっかりと10時~14時までの4時間お預かりすることで、身辺自立を促し、知識技能を向上させ、集団活動に参加できるように支援を行います。
4時間お預かりすることで、保護者さまにとっては休息をとったり、自分の用事を済ませたりすることができます。児童発達支援には、こういった「レスパイト(息抜き)」としての側面も期待されています。
また、あどおんではお子様の発達について相談できる最も身近な専門家としてサポート してまいります。
適切な療育を受ける重要性
子どもの脳重量は出生時は約300gで、生後6ヵ月で約2倍、2歳ごろには約3倍にもなります。そして4~6歳で成人の脳重量(1200~1500g)の約95%に達するといわれています。言い換えれば、脳は6歳までに急激に発達するため、児童発達支援施設で適切な療育を受けることは、「人生を豊かにすることを可能にする」と言えるでしょう。
「あどおん」とは
「Add-On(アッド・オン)」の意味で、ソフトウェアなど新たな機能を追加するための手続きを指します。子供たちが一つ一つ「できる」を追加していけるように、という思いを込めて、施設名を「あどおん」と名づけました。
私たちは、青梅市近隣で療育を必要としている子供たちに「あどおん」の存在を広め、さらに仲間を「Add-On(アッド・オン)」しながら、支援事業を展開してまいります。